函館競輪開設76周年記念GⅢナイター「五稜郭杯争奪戦」の決勝戦が17日行われ、犬伏湧也の動きに乗った松浦悠士(35=広島・98期)が追い込んで4連勝の完全優勝。賞金643万円を獲得した。松浦のGⅢ優勝は25年12月の広島以来、25回目。

犬伏に離れずにワンツーにホッ
レースは鈴木がスタート。鈴木―武藤―犬伏―松浦―新山―嘉永―園田―久島―橋本。嘉永―園田―久島が上昇。鈴木が突っ張ると嘉永が3番手に入る。鈴木が後方を警戒しながら踏むと単騎新山が8番手から内を突いて仕掛ける。
新山に鈴木―武藤が続く。打鐘過ぎ4角6番手から犬伏―松浦が巻き返す。松浦は犬伏の踏み出しにやや遅れるが付き直して最終4コーナーへ。嘉永が捲りで迫るが松浦が抜け出して優勝。2着は嘉永と犬伏で同着。
松浦は「(犬伏に)ちぎれました…。抜けるとは思わなかった。(犬伏に)追いついて何とかワンツーかと…。最後は(嘉永を)張ったけど、いっぱいでした。犬伏が(2着同着ながら)ワンツーで良かった」。優勝の喜びよりも犬伏に離れずにワンツー決着にホッとした表情を見せた。
平塚ダービーから中6日の今シリーズは(4月京王閣落車の)影響が残る中で迎えた。しかし終わってみれば4連勝。函館記念は5年ぶり2回目の優勝。
函館はサマーナイトFの優勝も2回(21、23年)ある。函館バンクとの相性抜群を見せた優勝劇だった。(中林 陵治)
◇松浦 悠士(まつうら・ゆうじ)1990年(平2)11月21日生まれ、広島県広島市出身の35歳。市立広島工高卒。2010年7月に熊本でプロデビュー。通算成績は1400戦421勝。主な優勝は第61回競輪祭(19年)、第63回オールスター(20年)、第75回日本選手権(21年)、KEIRINグランプリ2023(23年)。1㍍68、77㌔。血液型O。
◆次走 優勝した松浦、2着同着の犬伏湧也と嘉永泰斗の3人は武雄全プロ記念(23、24日)に出走予定。


